生殖器疾患

子宮蓄膿症

(症状)

若齢から高齢まで起きる可能性のある疾患です。通常発情周期に関係して発病するします。発情後1―2か月で症状が出ます。子宮蓄膿症には解放性のものと閉鎖性のものがあります。症状はそれぞれ違いがあります。開放性子宮蓄膿症では病気の早期より、排膿や出血が起きます。閉鎖性の子宮蓄膿症では、排液などは見られず、発熱、食欲不振、腹部膨満などが見られます。

(治療)

殆どの場合に外科的処置により改善されます。通常子宮卵巣の切除手術がなされます。症状が進んで腎不全などを併発することもありますので発情周期後の健康状態に注意する必要があります。

 

乳腺腫瘍

(症状)

乳腺の一分房又は多分房、片側性又は両側性にしこりが発見されます。犬の乳腺腫瘍では悪性良性の確率は50%とされています。早期不妊手術(2回目の発情以前)では不妊手術をしていない犬から比べて優位的に差が出ると言われています。4回目以降の発情を迎えた犬に不妊手術しても優位差は認められません。

(治療)

一番推奨される方法としては乳腺の全層切除手術です、結果が仮に悪性腫瘍でもその後の再手術などの確立を低下させることが出来ます。逆に部分切除手術をしても、他の分房に乳腺腫瘍の出る可能性は大であります。組織検査で悪性腫瘍の結果が出た場合には、抗癌療法も検討しなければならないでしょう。